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おばちゃんのつれづれ 主にマンガとweb

おばちゃんがライフハックや日常を書きます

『おこぼれ姫と円卓の騎士』がちゃんと政治してて意外に読みでがあった

天然ドジっ子お姫様、レティーツィアがなんやかんやで王位を継承?!王様になるためには即位までに10人のイケメン騎士をあつめなきゃ!という、りぼんやマーガレットに載っていそうな筋書きの『おこぼれ姫と円卓の騎士』読んでみた。

 

おこぼれ姫と円卓の騎士 1巻

おこぼれ姫と円卓の騎士 1巻

 

 お姫様が円卓の騎士=ナイツオブラウンドを集める話、なのですが皆さんナイツオブラウンドはご存知ですか?

そう、これですね!

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FF史上でもトップクラスの威力を誇るFF7最強の召喚マテリア。召喚魔法はアルティメットエンド」。名前の通り相手サイドには何も残らない。

http://ffdic.wikiwiki.jp/

 こいつを集めて

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どーーーーん!

これがみなさんご存知、最強攻撃魔法ナイツオブラウンドです!

おばちゃんはFF世代なもんで、ナイツオブラウンドっていうとどうもこのイメージが先行してしまい、ナイツオブラウンドという言葉を聞くたびにどうにもドラゴンボール的なものを想像してしまいます。

 

まぁ本当のナイツオブラウンドはこういうやつなんですけど。

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お姫様が主人公の政治物で、周りにはイケメンがいっぱい。

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こういう少女マンガっていかにも少女マンガらしく、政治そっちのけでイケメンハーレムつくって最終的には王座とかどうでもよくなって王子様と結婚エンド、というのがこれまでのスタンダードだった。

 

 『姫君の条件』も似たような話なんだけど、最終的に主人公のお姫様は一応王位を継ぐという描写はあるけども実際はスパダリな部下とくっついて旅に出ちゃう。王国どうすんだ。最後のページに「王の条件は強い精霊を集めること、姫君の条件は愛されること」ていうモノローグが入って、8巻もおいかけさせといて結末これかよと若干諦観しつつかみしめたおばちゃんの苦い思い出。

 

『おこぼれ姫と円卓の騎士』は若干ファンタジーな設定が入っていたりお姫様がチートだったりはするけど基本的にはみんなちゃんと政治してる。

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イケメンに求婚されても

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国の利益を考える。まぁ、そうだよね。一国の次期王として結婚は政治手段だもんね。ときめきとか二の次になっちゃうよね、てとこがリアル。

だけどときめきでつっぱしる親戚の女の子の話もちゃんと出てくる。

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主人公のレティーツィア姫は自分の中にあるお姫様願望を否定しない。むしろ「いつか王子様が迎えにきてくれる」というふわふわした子供の夢を大切に思っている。

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 その上で運命を自分で掴み取ることも肯定する。

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おばちゃんが子供の頃、お姫様といえばひたすら王子様を待っている白雪姫やシンデレラだった。そんな中で自分から相手を選んだ美女と野獣が新鮮に思える、というくらいに女の子のための物語は枯渇していた。

だから全ての漢字にルビがふってあるような子供向けマンガを読む年代で、きちんと一人の人間として振舞う女の子の物語に出会うことのできる現在をとてもうれしく思う。